jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

翁草と片栗

庭の枯れ草を整理した。冬の間は枯れた葉や茎に霜が付くと綺麗なので、残しておくのだが、春になったら刈り取ることにしている。カレックスのボサボサの中に翁草が隠れているのを見つけ、つい嬉しくなってしまった。先日記録したのとは別の株であり、こちらはすでに花が咲きそうである。

f:id:jippinius:20210414010344j:plain

オキナクサ

これは自然に生えたものであって、それは素晴らしいことなのであるが、どこに出てくるか予想ができないのが大変である。ただ、一度場所を確定すると、翌年以降は同じ場所に顔を出してくれるので、そこは安心である。S2機関を積んだ量産型の顔にちょっと似ているのが不気味であるが、大好きな野草の一つである。この紫色が巨峰の色のようで、他の野草にはなかなかない感じなのである。

ラムズイアーのボサボサも摘み取って綺麗にしたら、今度はその中から片栗が出てきた。こちらは5年ほど前にガーデンセンターで5株購入し、植えつけたものである。ラムズイアーが年々蔓延って、片栗の領域を占領してしまったのだが、スプリングエフェメラルである片栗とは競合しないので、なんとか生き延びているようである。今年は一輪のみかと思ったが、一晩たったらもう一輪地面から顔をのぞかせたので、今年は2輪である。これは嬉しい。昨年は虫にかじられたので、今年はなんとか保護したい。

f:id:jippinius:20210414010914j:plain

片栗の蕾

カタクリは2週間ほどの短い時間だけ、葉を付け、花を咲かせる。花が終わると数日で枯れてしまい、根っこだけとなって、一年の残りの期間を土中で過ごす。したがって、光合成をする期間が限られているため、この大事な期間に葉を切られたり、食べられたり、天気が悪かったりすると、栄養を貯めることができず、翌年は花が咲かないのである。花が咲くかどうかの判定は、葉が出てくるとわかる。葉の数が一枚しかない株はその年は花をつけない。(これはどうも、チューリップも同じ性質らしい。)

最初5株購入したのだが、今年は2枚葉がついたのは2株だけで、残りの3株は1枚葉であった。つまり、今年は花が咲かない株は3株あることになる。ただ、大きな葉が出てくれたので、デンプンをたくさんためてもらい、来年の開花につなげてほしいと思う。

昨年は、蕾をつけた株が虫に葉をかじられてしまい、栄養がたまらなかったのではないかとひどく心配したのだが、なんとか昨年と同じ2輪の開花まではこぎつけたようである。購入した時は4株が咲いたので、なんとかそこまで回復してほしいと願っている。

それにしても、様々な野草の開花が早まっている。昨年、カタクリが咲いたのは5月だった。2週間から3週間早まっている。