jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

3月の読書:計算機関係

主に計算機、プログラミング関係の本が多かった。久しぶりだったので、ほぼ「リハビリ」状態であった。古い本が多くなってしまったが、良い本というのは読み返すとなかなか面白いものである。


  1. 「Cプログラミング専門課程」、藤原博文著(技術評論社、平成6年)
  2. プログラミング言語C: 第2版」、B.W.カーニハン/D.M.リッチー著、石田晴久訳(共立出版、1989)
  3. 「やさしくはじめるラズベリー・パイ」、クジラ飛行机著(マイナビ、2017)
  4. 「入門tcl/tk」、久野靖著(アスキー出版局、1997)
    1. 「インターフェース、 2019-10"(CQ出版、2019)

読み通したものはない....完全に拾い読みである(大昔に一度読み通してあるものもある)。

1の本は、その昔「ベンチャー」のソフトウェア開発会社の方から勧められた教科書である。博士論文のdefenceをなんとか切り抜けたものの、次の行く先が見つからず、必死になって就職活動していた時がある。大手では「土日出社は無理です」などと答えていたため、最終面接で落とされていた。

最後に残った、大学の先輩の紹介で行った小さなベンチャー企業の面接に行ったのだが、社長が会って決めるからそれまで待て、と言われ、何時間も待った。その間、エンジニア/プログラマの方達から色々お話を聞くことができ、このときに教わったのがこの本だった(その人は、当時導入され始めていたPOSシステムの開発、およびデータマイニングアルゴリズムの研究を行なっていた)。実践的な内容で、(ど素人相手の)初年度教習本としては非常に優れていると思う。メモリの概念に慣れていない人が陥りやすい罠を実例を使って教えてくれる。

ちなみに、この「ベンチャー企業」はもはやこの分野を代表する大企業に様変わりしてしまったので、あのまま働いていたら、途中で(無能として)首を切られたか、スーパーエンジニアになって自動運転やAIの開発を行なっていたかもしれない。(大学の研究所から採用通知が届いたのは、年度が変わる数日前のことであった....)

2は有名なK&Rである。ベンチャーに内定をもらった後の数週間、必死に読み終えた記憶があるが、慌てて読みすぎて身についてない。内容は古く、現代の実践には利用できないそうだが、C言語の真髄が書かれているので、今、余裕を持って拾い読みすると非常に面白い。今回は、strcatとstrcmpの実装について理解を深めるため、読んでいる。

for(; *s = *t; ++s, ++t)

とか

while (*s++ = *t++ )
   ;

とかいう表現は実にCっぽくて、感嘆してしまう。

5.はコロナウイルス がはびこる直前に本屋で直接購入した最後の雑誌である....まさか、家に閉じこもってRaspberry PIと遊ぶ時間がたっぷりもてるようになるとは思わずに購入したが、買っておいてよかった。3. の本もこのとき一緒に購入した。それはさておき、pythonの「ミニマム教科書」が巻末にあるので、それを参照した。indentを多用するのは、FORTRAN77にちょっと似ていると思った。3. の本にも少し書いてあるが、デバイス操作中心の説明なので、基本内容を理解するのがちょっと難しい。

3.の本は、デバイスを組み上げながら読んでいくタイプである。手持ちのLEDとすぐに届いたブレッドボード(とワイヤ)でできるところまでは読み進めたが、その後のところで必要な部品をもっておらず中断していた。注文していたた部品が先日ようやく全部届いたので(特にADコンバータは時間がかかった)、そろそろ再開できそう。この本も、小・中学生向きの内容だが、「ど素人」にはちょうどいい。

4.はすでに辞書であるが、しばらくしたら本格的な開発に入りたいので、再登板となるはずである。