jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

「個人自粛モード」は発動したか?:たぶん今回はだめ。

政府はようやく重い腰を上げて「Gotoキャンペーンの見直しの検討」を始めるそうであるが、まだ「見直し」するわけではなく、あくまで「検討を始める」だけである。一度動き出したものを臨機応変に止める能力をこの国は持ち合わせていないように見えるので、これを我輩は「慣性の法則」とかねてから呼んでいる。まあいってみれば、自然法則に近い性質なのである。

慣性の法則」に従う政府はさておいて、日本人個人個人は自分の判断に基づき、臨機応変な対処をすることが可能である。これを「個人自粛モード」と呼んでいる。これにより、日本は感染爆発を切り抜けることができたのであるから、この自粛モードが発動できるかどうかで、これからの日本社会の運命が決まると考えている。

第二波のときは自粛モードが起動し、東京の場合は、8月1日を境に急速に新規感染者が減少した。はたして、今回(第3波)はどうか判断するためには、昨日の月曜、および本日火曜のデータが重要になると思っている。

昨日、大阪も東京も「減少」はした。特に、大阪が減少したのは良かったと思っている。感染が爆発すれば、「月曜は少なめに出る」とかいうこれまでの経験則は完全に破壊されてしまうはずだ。そうなると、曜日にかかわらずにうなぎ登りとなって、もう手がつけられなくなる。したがって、「月曜は少なめ」という経験則が昨日成立したのはよいニュースで、まだ「感染爆発」にはなっていないという意味である。

しかしながら、東京の月曜日の新規感染者数の過去25週間(4ヶ月ほど)の平均値は111人であり、これを大きく上回った昨日の数字314人というのは憂慮すべき「急拡大」を意味する。

先週は、月曜と火曜の伸びが鈍かったが、今週の月曜は急速な「昇龍」を示した最近のトレンドと同じ感じになっていて危ない。果たして、本日火曜日はどうなるだろうか?

報道によれば、昨日までの3連休(勤労感謝関連の連休)では観光客の出足は減少したどころか、大幅に伸びてしまったところが目立つという。人の動きが止まらないということは、この急拡大はまだ止まらないということを(普通は)意味するから、本日も「昇龍」の状態が続くのではないか、と予想している。おそらく400人前後だろう(380-420程度)。火曜日の平均は160人程度だから、このような推測値を出すこと自体が驚きである。感染の状況はすっかり変わってしまった、と実感する。この予想が裏切られることを切に願う。