jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

メタンハイドレートの巨大な泡がついに解放されてしまったらしい

英紙ガーディアンは、北極海の海底(シベリア沖の大陸棚)で長年凍結した状態で眠っていたメタンハイドレートがついに溶け出し、長さ150km(幅10km)に渡る広大な深海領域で無数の泡が立ち上っている、と報道した。これは海水温の上昇がついに取り返しのつかない水準に到達してしまったことを意味している....

メタンハイドレートは、温室効果ガスのひとつであり、その効果は二酸化炭素の80倍もあるという「非常にまずーい気体」であるとのことである。以前から専門家による予測として、これが海底から溶け出すタイミングで地球の気候環境が激変すると考えられていて、それが現実のものとなったことに「ついに起きてしまったのか!」という驚きが科学者の間に広がっているという。

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現在ロシアの調査艇が北極海にいて、現地でのサンプル採集、観測、分析を行なっているが、最終的な結論は研究所にデータを持ち帰っての分析が終了した段階で公表されるという。

この日のガーディアンには、「日本が2050年までに、CO2排出量を0に」という記事も載っていた。どうやら、日本の場合は、地球温暖化に正面から向き合う、という動機ではなくて、原発ビジネスで儲ける際の「言い訳」として地球温暖化を利用するらしいことが、多くの報道機関によってすでに伝えられており、政府の魂胆は透けて見えているから要注意である。

最近、福島の放射能汚染されたキノコが道の駅などに出回っている問題や、長野県の野生動物の汚染なども報道されている。今年で、福島原発の爆発事故から10年である。人々は忘れてしまっている。大きな問題である。

 

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