jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

世田谷区は公立小学校の感染については結局非公開に

昨日の未明に判明した世田谷区立小学校に通う児童の新型コロナウイルス への感染の問題だが、世田谷区はこの件に関する情報を一切開示しないことにしたそうである。残念である。区長のtwitterには「調査の結果を見て」方向性が変わることもあるうるらしいが、その結果が出るのは今日の夜か、明日になるだろう。

何れにせよ、本日も引き続き、感染者が出た小学校は臨時休校となっているはずである。昨日までに絞り込んだ数校の小学校で、休校を滲ませる情報が出ていないか調べてみた。すると、まだ不安定な点はあるが、おおよそ一校に絞るこむことができたのである。(不安定な点というのは、決定的な証拠ではない、ということなので、慎重に対処する必要がある。)

昨日の最初の選抜でたくさんの学校が候補として残った「とある川の流域」にある学校は全て「白」となってしまい、無関係な場所に散在していた学校が黒となった。やはり、思い込みは危ない。

結局、昨日から検索ワードランキングの上位に顔を出していた、あの小学校が最有力候補となったのである。どうやら、周辺の住民たちはある程度のことを知っているようで、しきりにその小学校の動向を調べているようだ。アクセス数も相当な数に上っていて、今日の午前中の段階で相当数の人がその学校の情報にアクセスしているようだ。

明日以降の情報を確認し、休校が解かれたかどうか調べれば、かなりの確率でこの学校が該当するかどうか目星をつけることができる。(ただ、区長の説明によると、昨日今日と関係する人たちの行動歴を調べ、必要ならばPCR検査を行う、と言っているから、昨日の検査結果が今日判明し、感染者が複数発生したという事態となれば、臨時休校は延長されるだろう。)

さて、このように、一校だけの情報統制を敷いたとしても、どこぞの強権国家のように、世田谷区の学校に一斉に情報公開をやめろとは言えない以上、比較法や消去法などを駆使し、わかってしまうものはわかってしまうものなのである。これが民主主義であり、自由な国家というものである。我輩はそれは素晴らしいことだと思う。

世田谷区は自由というものを理解し、その下で社会は大きな発展を遂げることができる、ということを知っているはずである。現に世田谷区は成功していて、住みやすい場所だと言っていいのではないか? 情報公開という先進国の基本であり、それに基づいた政策を進めてほしいと願うばかりである。大事なことは、小学生たちの健康であり、その家族であり、地域に住む高齢者の方々である。行政は「住民」の命と健康を守る義務がある。住民というのは「集団としての市民」という意味であり、特定の個人ということではない(さもなくば、独裁政治によって特定のグループばかりが優遇されることになってしまう...まてよ?もしかして今回の「非公開」という方針は、特定の有力者の関係者だったため?だとすると、かなりまずい...)。

荒川区では老人福祉施設で大規模なクラスター感染が発生し、神奈川や東京西部の小学校や中学校といった公共の施設での感染が始まったのも、感染者の内訳の様相が変わりつつある証拠ではないか?これは憂慮すべき傾向だ。「夜の街」キャンペーンで、経済停滞を限定的に押さえ込もうとする恣意的な意図はそろそろメッキが剥がれてきたように思うのだが、どうだろうか?

 

追記:昨日、東京北部にある都立高校の関係者に感染者がでたという「リーク」情報がネットに出回った。どうも内部関係者からのリークのようだが、情報が錯綜していて何が正しいのかわからない。こういう状態が一番いけない。生徒なのか、教員なのか?休校するのか、しないのか(どうも休校しないらしい)。PCR検査やるのか、やらないのか(やらないと思っている人が多数)。高校は生徒たちに「黙っていろ」といったのか、いわなかったのか(どうも言ったらしい...)。何一つ、確かなことがないまま、多くの人が勝手なことを言って、めちゃくちゃな状態になっている。高校生のふりをして、でたらめの記述をしているのか、本当に高校生なのか、それすらも判別つかない。校長室に電話した人もいたようだが、留守だと言われたとか、言われなかったとか...もうだめだ、これは。世田谷区も情報の扱いを間違えるとこうなる可能性は高いと思うので、しっかりとした情報公開をやってもらいたいと思う。

世田谷区の情報開示によれば、とりあえずPCR検査はやったらしい。また、学校の消毒は本日終了したという。検査の結果は明日出るそうで、休校は明日まで延長になったということだ。

ここまではよいのだが、仮に検査をした結果、感染者が複数出てしまった場合、無症状感染者が必ずいるはずだから、検査が判明するまでの間に感染を広めてしまう可能が濃厚となる。こうなるともうウイルスの閉じ込めはできないので、「手遅れ」ということになってしまわないだろうか?

したがって、この2、3日の間、無症状感染者が地区を歩き回って地域の人々に感染を広げてしまわないように、どの地域の小学校で感染が発生したかという程度の、大雑把なアナウンスはやはり必要なのではないかと思うのである。

 

追記2:PCR検査の結果、学校には新たな感染者が出なかったということで、世田谷区のアナウンス通り、9日から小学校は再開された。情報に基づいて割り出した「感染者が出たと考えられる小学校」では、このアナウンス通りに情報が更新され始めたので、我輩の予想通りであった。本来、検査結果が否定的でも2週間程度は様子を見るべきだったと思う。とはいえ、この学校のある地域がわかったので、感染の広まりがどのような形で起きているか知ることができたのは大きい。やはり、人の交流が密に発生する繁華街に近いところからやってくるのだ。今回は世田谷区の最初の事例ということで、多くの人がショックを受け、ちょっとしたパニックのような状態になったが、行政府の姿勢が「経済優先」であるかぎり、繁華街周辺の学校は恒常的な危険に曝されることになる。繁華街周辺に感染が蔓延したその次に、繁華街を囲む住宅地域に次の危険が押し寄せる。この繰り返しが続くと、東京一面に感染が広がっていく。その全ては人間同士の交流に原因がある。

追記3:予想していたとおり、デマにガセねた、誤報といったものがネットにあふれていた。検索ランキングの中に、見当違いの小学校を調べている様子が見て取れたが、その原因のひとつは、学生らしきある人物のデタラメな書き込みだった。この人物は学校の授業がつまらなくて仕方ないようで、刺激を求めたのかもしれない。もちろん、デタラメな情報を捏造していたのはこの人物だけではない。さまざまな憶測に基づくあやまた推論、適当なデマ、そういったものがここにきてあふれて出してきた。

幸い(かどうかはしらないが)ネットには感染した小学校についての(正しいと思われる)情報がすでに漏れていて、いまなら誰でも比較的簡単に目星をつけることができる。不思議なことに、こうなると、人々の興味や恐怖は消えて無くなるようで、ネット上の騒ぎは沈静化している感じである。

さて、世田谷区は情報がバレた以上適切な対応をすべきである(我輩が見るに、ここまでの対応は比較的よいと思う)。PCR検査は全員が陰性だったそうだが、ここからが正念場となろう。まず、この小学生がどうして感染したのか調べねばなるまい。報道では明確な形で「家庭内感染」とは伝えられてないからだ。世田谷区は、どうせその辺の事情は知っているはずだから、ちゃんと区民に伝えた方が良いと思う。もし家庭内感染でないとするなら、塾だの習い事だのといった場所で、他の小学校の児童からうつされた可能性も浮上する。火の手が広がらないよう、先手を打ってほしい。