jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

週刊:東京23区の感染者発生トレンド(3)

週刊の東京23区の感染者トレンドの3回目である。今週は、100人越えの日が続いているので、先週と比べてどの程度の差になっているか見てみたい。

 

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東京23区の直近1週間の感染状況(6/29-7/6の発表分)

いくつか気になるポイントが見えてきた。

(1)新宿の感染者が「倍加」しているのがわかる。つまり倍加時間は7日=1週間ということになる。感染のスピードが指数関数的になっているのは、非常にまずい状況である。

(2)先週のレポートを読むと、「豊島区の増加を埼玉県との関わりだとみているが、まだ証拠がない」と書いてある。これに関しては答えが得られた。やはり「埼玉つながり」であったのだ。「埼玉県人の東京玄関」と呼ばれる池袋での感染が増加していたのであった。感染者が増加する新宿を避けて池袋へ流れた人が多かったようだが、自分が感染を蔓延している張本人だと感じていないのが問題である。池袋の街も、新宿の出来事を他人事だと感じていたようだ。「絶対に新宿から流れてくる人が多いはずだから、今週だけ休んでみよう」と思った人が池袋には少なかったということだ。(下手すると、今週はお客増えてるね、やったー!、などと思っていたのだろうか?)お気の毒である。

(3)板橋区練馬区が上位に上がってきた。もはや常連といってもいい。やはり、埼玉県の関係なんだろうと思う。この地域は意外に人的交流があるのではないだろうか?国境の町のような「国際的な」領域なんだろう、きっと。

(4)絶対数は少ないが、倍加している区が増えているのが気になる。特に、杉並区、北区の増加が著しいが、なんといっても荒川区がすごい。これは何か深刻なクラスターが発生しているような感じに見える。政治家たちは「夜の街」に一般人の視線を釘付けにしたいようだが、荒川区の増加は「日常生活の脅威」を示唆しているようで不気味である。ちなみに、渋谷区の次が足立区、そして大田区である。それぞれ13人、12人と決して少ないわけではない。この2つの地域は「東京の下町」であるから、ここに感染が広がった時に東京が「感染爆発」している可能性が高いと考えている。要注意の地域である。

荒川区で何がおきているか、少し調べてみたい気がする。