jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

埼玉県への感染の流れは確認できず...

昨日から待っていた東京23区別の感染者分布のデータが公表された。(本日の東京の感染者は48人という高い水準ではあったが、一応昨日よりは7人も減った。もちろん、この7人という数字にはあまり意味はなく、PCR検査の数が少ないので「感染は広まりつつある」という曖昧な意味合いしかもたない。)

予想していた埼玉県と新宿を結ぶ地域での感染拡大のようなものは確認できなかったことをまずはお伝えしておこう。

まず、東京23区部での感染者総数は42人だった。そして多摩地区は5人、島嶼区は0人だった。すなわち東京都全体の集計を出すと47人であったことを書いておこう。昨日の東京都の合計は55人だから、8人の住所が不明ということになる。それは「調査中」なのか、それとも「羽田の検疫で引っかかった(外国人/非都民?)」、あるいはホームレスなのか...いろいろと考えては見たが、ちゃんとした情報で裏打ちしなくてはあやふやで危ない。

「待てよ、この8人という住所不明人の数字....昨日の飲み会クラスターは9人だった。もしかすると、その分が伏せられているのではないか?」...などと勘ぐりたくもなる。

次に、埼玉県は11人の感染者が出た。これは依然として高い水準である。この3日間の感染者の推移は、12, 9, 11と平均して二桁の感染者が発生している。

さて、では豊島区、練馬区板橋区の動向はどうなっただろうか?それぞれ、3人、3人、2人という結果だった。本日の一位は新宿の10人、2位は世田谷区と足立区で4人、3位が豊島区、板橋区江戸川区の3人であった。4位が2人で、練馬、渋谷、大田、北という地域であった。

新宿と世田谷が上位に来たのは、以前のトレンドが戻りつつあることを意味しているが、依然として豊島区、板橋区練馬区、北区といった埼玉に接する/近い地域が上位に来ているのは確かである。しかし、その数は抜きん出たものではなく、大田区江戸川区などといった沿岸部の下町地域での感染もそれなりに発生しているから、東京都の中における人の移動や接触という要素も無視できないことがわかる。

埼玉と新宿を結ぶ地域の感染者増加、というシナリオはぼやけてきたが、まだまだ油断はならない。優先度は落ちることになるが、これからも注視していきたい。