jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

週刊:東京23区の感染者発生トレンド

1週間に1度の「23区別感染者トレンド」報告である。

先週はこんな状況だった。

 

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 新宿がずば抜けている。その理由は周知なので飛ばすことにする。その次に中野区、世田谷区、港区、渋谷区という順番だった。中野区は病院のクラスターの影響が残っていたのだろうか?いまでも不明である。渋谷区は日赤医療センターの透析患者と医療関係者の間のクラスター感染が発生した影響だろう。

その後、東京都で41人が感染したときに、直近3週間の感染者発生動向を分析した。

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あたらしいトレンドとして、豊島区が急増していて注目すべきだと書いた。同じように急増している地域として練馬区大田区をあげた(まだ絶対数は少なかったが)。

さて、この直近1週間はどんな動きがあっただろうか?

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東京23区の直近1週間の感染状況(6/15-6/22の発表分)

豊島区が2位に上がってきた。予想通り、豊島区で何かが起きている。なんだろう?

3位は板橋区である。板橋区は、先週から今週にかけて激増しているのが気にかかる。豊島区と板橋区は接続していて(東武東上線?)人の行き来が多いような気がする。豊島区と板橋区の急増は関連しているのではないか?世田谷区と中野区は以前までの2位、3位であったが、豊島ー板橋に抜かれた形だ。6位は港区を抜いて練馬区が上がってきた。どうも今週は、前回「注意すべき傾向」ということで警戒していた地域が、従来の上位を抜いてきた感じである。7位、8位に江戸川区大田区が入り、こちらも今までは感染者がほとんどいなかった地域である。

 

どうも、自粛が解除されたり、街に開放的な雰囲気が溢れ始めたことにより、頑張ってきた善良な普通の都民が動き始め、トレンドが変わってきた感じがある。

新宿の「一人勝ち」はしばらく続くだろうが、いつまでもこの傾向が続くようには見えないので要注意である。いつ豊島区/板橋区の対が新宿を抜くとも限らない。また、江戸川/太田といった「下町」組が上位に上がってくると、東京の感染爆発や第二波という表現が現実味を帯びてくるのかもしれない。

人々が動き始めれば、北京やソウルのように感染者はまたうなぎのぼりになることは確実なので、しばらくは注意喚起を呼びかけたいと思う。