jippiniusの自然科学研究

ジッピニウスの自然科学や技術関連についての備忘録です。

大阪で「日曜日に最高値更新」の意味

大阪の本日の新規感染者だが、日曜日にもかかわらず最高値が更新された。これは報道でも大きく取り上げていたし、多くの人が驚いた結果だと思う。報道ではさらに、10-30歳の「若い層」が餌食になり始めているというのと、40-50歳の中間層が「重症化しやすくなっている」とも伝えていた。医療資源が急速に失われているという状況は深刻である。一刻も早く「第4波のピークアウト」が求められるところなのだが、日曜日に最高値が更新されるということは、来週さらなる地獄が待っている、ということを意味しているようで、不吉である。

本日の結果を予想曲線に重ねてみると、下の図のようになった。

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大阪の予想曲線(毎日の新規感染者数に対する)

予想曲線の下側に大きく「垂れ下がる」データがあるが、本来これが日と月曜日のトレンドである(月曜が一番低い数字が出る傾向が高い)。昨日の夜、「明日も垂れ下がるだろうが、日曜同士の増加度合いが問題となるだろう」と考えていた。ところが、垂れ下がるどころか「最高値」となってしまったのである。これが意味するのは、来週は「跳ねる」ということではないだろうか?すでに「跳ねている」のに、さらなる「跳ね」があるということである....こんな感染爆発の仕方は今まで見たことがない。変異株N501Yの恐ろしさを実感している。

実は、今日の「垂れ下がり方」次第では、今日あたりにピークアウトの予兆が見えるのではないかと考えていたのだが、この予想は見事に打ち砕かれてしまった。実は、予想曲線を最初に描いた時は「まあどうせ外れるだろうが」と高をククっていたのだが、信じられないことに、現実の方が予想曲線に近寄ってきているような気配を感じる(もしかするとピークの位置が若干後ろにずれるかもしれないが)。

明日の月曜は、週の中で最も低い数字がでる曜日である。このトレンドが破られることになると事態は一層深刻である。希望的な観測があるとすれば、「大阪府の集計があっぷあっぷとなってしまい、数日前のデータをまとめて集計したので、あたかも日曜日に多くの感染者数が発表された」という”人為的な最高値”になっていただけ、ということなのかもしれない。だとすると、明日の結果はしっかりと下がってくるはずである。しかし、そうではなく、本当に日曜のデータが多かったとしたら....そのときは、突然変異株の恐ろしさに天を仰ぐしかないのかもしれない。

アリウムギガンチウムの続報

アリウムギガンチウムの花芽が随分伸びてきた。今年は4輪花が咲きそうである。これまでの最高記録となりそうで、嬉しい限りである。やはりアリウムは徹底的に土壌をアルカリ性にしなくてはならない、ということを学んだ。

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Allium giganteum

原産は中央アジアから西南アジアだという。砂漠地帯あるいは乾燥地帯ということであろう。たしかに、今回植えた場所は砂質で水はけは良い。しかし、英国の庭園で咲いている例をネットで見ると、まさに「巨大」であって、まだその域には到達していない。もっとアルカリにしなくてはならないのであろうか?

大阪の新規感染者の予想

大阪の予想曲線に挑戦しているのだが、火曜水曜と予想通りに1000人を超えてきた。ある意味、よく合いすぎていて怖く感じるほどである。

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大阪の予想曲線(毎日の新規感染者数に対する)

これまでのトレンドでは、週の中で木曜が一番感染者が多く出るので、今日も1000人程度(あるいはそれ以上)の結果になると予想する。

一方、東京の予想は外れた。日曜に行った予想では630人/日としたが、昨日はその1.1倍に修正し700人程度と予想したが、実際には591人であった。ここ数週間のトレンドを見れば、明日はこの数より小さく出るはずなのだが、変異株が東京でも次第に増えているとの報道が目立つので、もしかすると、明日弾けるかもしれない。予想では600-660人/日程度と考えるが、果たしてどうか?

翁草と片栗

庭の枯れ草を整理した。冬の間は枯れた葉や茎に霜が付くと綺麗なので、残しておくのだが、春になったら刈り取ることにしている。カレックスのボサボサの中に翁草が隠れているのを見つけ、つい嬉しくなってしまった。先日記録したのとは別の株であり、こちらはすでに花が咲きそうである。

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オキナクサ

これは自然に生えたものであって、それは素晴らしいことなのであるが、どこに出てくるか予想ができないのが大変である。ただ、一度場所を確定すると、翌年以降は同じ場所に顔を出してくれるので、そこは安心である。S2機関を積んだ量産型の顔にちょっと似ているのが不気味であるが、大好きな野草の一つである。この紫色が巨峰の色のようで、他の野草にはなかなかない感じなのである。

ラムズイアーのボサボサも摘み取って綺麗にしたら、今度はその中から片栗が出てきた。こちらは5年ほど前にガーデンセンターで5株購入し、植えつけたものである。ラムズイアーが年々蔓延って、片栗の領域を占領してしまったのだが、スプリングエフェメラルである片栗とは競合しないので、なんとか生き延びているようである。今年は一輪のみかと思ったが、一晩たったらもう一輪地面から顔をのぞかせたので、今年は2輪である。これは嬉しい。昨年は虫にかじられたので、今年はなんとか保護したい。

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片栗の蕾

カタクリは2週間ほどの短い時間だけ、葉を付け、花を咲かせる。花が終わると数日で枯れてしまい、根っこだけとなって、一年の残りの期間を土中で過ごす。したがって、光合成をする期間が限られているため、この大事な期間に葉を切られたり、食べられたり、天気が悪かったりすると、栄養を貯めることができず、翌年は花が咲かないのである。花が咲くかどうかの判定は、葉が出てくるとわかる。葉の数が一枚しかない株はその年は花をつけない。(これはどうも、チューリップも同じ性質らしい。)

最初5株購入したのだが、今年は2枚葉がついたのは2株だけで、残りの3株は1枚葉であった。つまり、今年は花が咲かない株は3株あることになる。ただ、大きな葉が出てくれたので、デンプンをたくさんためてもらい、来年の開花につなげてほしいと思う。

昨年は、蕾をつけた株が虫に葉をかじられてしまい、栄養がたまらなかったのではないかとひどく心配したのだが、なんとか昨年と同じ2輪の開花まではこぎつけたようである。購入した時は4株が咲いたので、なんとかそこまで回復してほしいと願っている。

それにしても、様々な野草の開花が早まっている。昨年、カタクリが咲いたのは5月だった。2週間から3週間早まっている。

東京は大阪の後を追うのか?

大阪の新規感染者が本日1000人/日を越えた。予想されたことであるが、驚きが少しある。やはり具体的に4桁の数が出てくると、「新しい段階に入った」という気持ちになるからであろう。

さて、東京も大阪に続いてしまうのであろうか?先週の予想では、なんとなく「緩い予想曲線」の方に寄っているように見えたので、大阪とは違う道を選ぶのではないかと感じていたのだが、本日の510人/日や昨日(月曜)の305人/日が、先週の統計と比較して「伸びてきた」感じがあったので、嫌な予感がしている。

まずは月曜と火曜のグラフを見てみよう。

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東京都:月曜日と火曜日の新規感染者数の推移

特に、今日の値の「跳ね方」はよくない感じである。先週の予想では、東京の感染爆発は先週の後半か、今週のいつかに発生するだろう、ということであったが、「先週の後半に爆発」のシナリオはすでに否定されている(先の週末の結果を踏まえると、「ゆるい予想曲線」に乗っている感じに見えた)。

一昨日(日曜日)の結果を見て、実は日曜の段階で、今週の予想を次のように立ててみたのであった。

月曜(昨日)280人 ⇄ 実際には305人(109%)

火曜(本日)460人 ⇄ 実際には510人(111%)

水曜日(明日)630人

木曜日(明後日)600人

ここでは、今週の木曜までを予想したときに「緩い予想曲線に乗る」という結果となった。

しかし、月火における予想の外れ方が「過小評価気味の予想」であることを示唆したので、誤差の大きさを見積もり、今週の残りの予想を1.1倍にしてみることにした。この修正を加えると、どうも緩い予想曲線から、急な予想曲線に「遷移」しつつある感じなのである。グラフを見てみよう。

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東京都の発表に基づく、1週間ごとの新規感染者数の推移予想

緑の点が今週木曜の段階での「予想点」である。緩い予想曲線(水色)と、急な予想曲線(黄色)の間に入ってきたことがわかる。まだ結果が発表されていないから強くは主張できないが、もしかすると予想よりも1週遅れて、急な予想曲線に乗ってくる可能性が生まれてきた。もし予想通りだとすると、今週末から来週にかけてあっという間に1000人を突破し、2000人へ向かって新規感染者は激増するのではないか?

嫌な予感である。まずは、明日明後日のデータに注視していきたい。

速報で「大阪が1000人/日を超えた」とのこと

大阪の統計では、日、月曜日の新規感染者は低く出ることがわかっていたので、今日が「予想曲線」の検証にとっては重要だと思っていた。だいたい5時過ぎに発表されることが多いのだが、本日は速報が流れ「1000人を超えた」というところまでわかった。まだ最終的な数が発表されていないが、1000人という数がわかれば、大体のことがわかる。

さっそく、予想曲線と重ねてみたのでご覧いただきたい(本日のデータを1000人と仮定した)。

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第4波の予想曲線(大阪府

どうも「だいたいあっている」ように見える。本日の最終値が1100人/日程度だと、もっと予想曲線に乗ってくるだろう。

これまでの傾向から、明日、明後日と本日を少しずつ上回る値が出てくるはずであるが、今週もそのようになれば、予想曲線通りとなって「ピークはまだ先」ということになるだろう。一方、この予想から外れれば、大阪は峠を越えた、ということになるだろう。個人的には、前者になるような気がしている。というのは、月曜日同士の比較をした時、その伸び方がものすごいからだ。

夕方に出てくるだろう最終値を待つことになるが、具体的な数字はもう不要であろう。どうやら、予想通りに大阪では急激な「感染爆発」が進行しているようである。

 

(追記:午後5時過ぎの発表によると、大阪の新規感染者数は1099人ということで、予想曲線に近づく数字が出てきた。)

3月の読書:計算機関係

主に計算機、プログラミング関係の本が多かった。久しぶりだったので、ほぼ「リハビリ」状態であった。古い本が多くなってしまったが、良い本というのは読み返すとなかなか面白いものである。


  1. 「Cプログラミング専門課程」、藤原博文著(技術評論社、平成6年)
  2. プログラミング言語C: 第2版」、B.W.カーニハン/D.M.リッチー著、石田晴久訳(共立出版、1989)
  3. 「やさしくはじめるラズベリー・パイ」、クジラ飛行机著(マイナビ、2017)
  4. 「入門tcl/tk」、久野靖著(アスキー出版局、1997)
    1. 「インターフェース、 2019-10"(CQ出版、2019)

読み通したものはない....完全に拾い読みである(大昔に一度読み通してあるものもある)。

1の本は、その昔「ベンチャー」のソフトウェア開発会社の方から勧められた教科書である。博士論文のdefenceをなんとか切り抜けたものの、次の行く先が見つからず、必死になって就職活動していた時がある。大手では「土日出社は無理です」などと答えていたため、最終面接で落とされていた。

最後に残った、大学の先輩の紹介で行った小さなベンチャー企業の面接に行ったのだが、社長が会って決めるからそれまで待て、と言われ、何時間も待った。その間、エンジニア/プログラマの方達から色々お話を聞くことができ、このときに教わったのがこの本だった(その人は、当時導入され始めていたPOSシステムの開発、およびデータマイニングアルゴリズムの研究を行なっていた)。実践的な内容で、(ど素人相手の)初年度教習本としては非常に優れていると思う。メモリの概念に慣れていない人が陥りやすい罠を実例を使って教えてくれる。

ちなみに、この「ベンチャー企業」はもはやこの分野を代表する大企業に様変わりしてしまったので、あのまま働いていたら、途中で(無能として)首を切られたか、スーパーエンジニアになって自動運転やAIの開発を行なっていたかもしれない。(大学の研究所から採用通知が届いたのは、年度が変わる数日前のことであった....)

2は有名なK&Rである。ベンチャーに内定をもらった後の数週間、必死に読み終えた記憶があるが、慌てて読みすぎて身についてない。内容は古く、現代の実践には利用できないそうだが、C言語の真髄が書かれているので、今、余裕を持って拾い読みすると非常に面白い。今回は、strcatとstrcmpの実装について理解を深めるため、読んでいる。

for(; *s = *t; ++s, ++t)

とか

while (*s++ = *t++ )
   ;

とかいう表現は実にCっぽくて、感嘆してしまう。

5.はコロナウイルス がはびこる直前に本屋で直接購入した最後の雑誌である....まさか、家に閉じこもってRaspberry PIと遊ぶ時間がたっぷりもてるようになるとは思わずに購入したが、買っておいてよかった。3. の本もこのとき一緒に購入した。それはさておき、pythonの「ミニマム教科書」が巻末にあるので、それを参照した。indentを多用するのは、FORTRAN77にちょっと似ていると思った。3. の本にも少し書いてあるが、デバイス操作中心の説明なので、基本内容を理解するのがちょっと難しい。

3.の本は、デバイスを組み上げながら読んでいくタイプである。手持ちのLEDとすぐに届いたブレッドボード(とワイヤ)でできるところまでは読み進めたが、その後のところで必要な部品をもっておらず中断していた。注文していたた部品が先日ようやく全部届いたので(特にADコンバータは時間がかかった)、そろそろ再開できそう。この本も、小・中学生向きの内容だが、「ど素人」にはちょうどいい。

4.はすでに辞書であるが、しばらくしたら本格的な開発に入りたいので、再登板となるはずである。